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コレステロールと健康
Time 2014.04.01
コレステロールってなんですか?
 
コレステロール=悪いものというイメージが定着していますが、実はコレステロールは脳や血液のほか、筋肉や各器官に存在するほか、私たちの体を構成する細胞を包む細胞膜や、そのほか、心身の活力を高める副腎皮質ホルモンや脂肪の消化を助ける胆汁酸の原料にもなっています。私たちの体にとってなくてはならない成分なのです。コレステロールは食物から摂ったり、肝臓で合成され、1日に必要とされる量は、 1,000~1,500mgといわれています。
 
コレステロールの正常値はどのくらいなのでしょうか?
 
LDL(低比重リポ蛋白=肝臓で作られ、動脈壁など必要な臓器へ運んでいく)が血液中に増えると動脈硬化が進むため、悪玉コレステロールと言われています。HDL(高比重リポ蛋白=動脈にたまった余分なコレステロールを拾い、肝臓へ戻す)が低下している場合、動脈硬化が起こりやすいため、動脈硬化の進行を阻止するという点から「善玉コレステロール」と言われています。
 
  善玉コレステロール(HDL―C)<40(mg/dl)
  悪玉コレステロール(LDL-C)≧140(mg/dl)
  中性脂肪(TG)≧150(mg/dl)
 
コレステロール値体にどのような影響があるのでしょうか?
 
コレステロールが原因で、血管が狭まり、血液が流れに詰まりやすくなってきます。その結果、動脈硬化から、狭心症、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こしてしまいます。発症した後は、重い後遺症が残ったり、死にいたる場合もあり
 
ます。高血圧を同様、脂質異常症(高脂血症)もほとんど自覚症状がないので注意が必要です。
 
コレステロールが気になります。注意すべき生活習慣は?
 
食物繊維や水分の不足、ストレスなども原因に
 
1.自分に必要なエネルギー量だけを摂取するように心がけ、なるべく食べ過ぎないようにしましょう。毎日の食事のメニューには、野菜類、海藻類、豆類を取りいれ、食物繊維を1日に20~25gは摂るよう心がけましょう。
 
2. 毎日、継続できる適度な運動をしましょう。ウォーキングなどがおすすめです。1日、20分以上歩くとよいでしょう。
 
3.アルコールは適量を守って飲むこと。たばこも出来れば吸わないようにしましょう。
 
4.動物性脂肪を避け、なるべく植物性脂肪を摂るようにしましょう。