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ぎっくり腰
Time 2014.11.03
朝晩が冷え込み、冬の訪れを感じる今日この頃です。
寒いとついつい外出がおっくうになりがちな時季ですが、北風に負けず元気一杯、健康に過ごしたいものですね。今月はぎっくり腰のお話です。
 
ぎっくり腰は、正式名称を「急性腰痛症」と言います。多くの場合、ある日突然腰に激痛が走り、そのまま動けなくなるといった症状があらわれます。激痛のあまり、姿勢を変える、起き上がる、寝返りをうつ、体をそらせる、おじぎをするといった動作が困難になり、日常生活に支障をきたしてしまうことがほとんどです。
ぎっくり腰の痛みは、想像をはるかに超えるものであり、欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれているそうです。
ぎっくり腰は、よく知られているように、重たい物を持った時、顔を洗おうと体を前に倒した時、急に立ち上がったり起き上がったりした時など、普段何気なく行っている動作がきっかけとなって起こります。ぎっくり腰になりやすい体になっていませんか?では、なぜ日常生活の中で行う動作によってある日突然ぎっくり腰になってしまうのでしょうか?それは、下記のような原因によって、体がぎっくり腰になりやすい状態になっているからだと考えられます。
 
 筋肉疲労:ぎっくり腰は、中腰での作業やデスクワークなど同じ姿勢が長時間続く人に多いと言われています。それは、同じ姿勢や動作が続とで、体の重心を支える腰の筋肉に負担がかかり、筋肉が疲れてしまうからです。また、その状態が続くと血行も悪くなり、疲労がさらに蓄積しやすくなってしまいます。
 
骨格のゆがみ:鞄を同じ肩にかける、足を組むなど偏った姿勢や動きを繰り返していると、筋肉にかかる負荷もアンバランスになり、負荷の大きい筋肉は硬くなります。精神的ストレス   
 
精神的にストレスを感じていると、全身の筋肉も緊張した状態となり、腰を支える筋肉の柔軟性が低下すると言われています。また、体にストレスがかかると血行も悪くなります。
 
 
腰にならないための生活習慣のポイントをお伝えします。
筋肉疲労はその日のうちにとりましょう
私たちの体は、疲労を回復するメカニズムを持ち合わせていますが、不規則な食生活や睡眠不足が続くと疲労回復をスムーズに行うことができず、筋肉には、疲労が残ったままになってしまいます。バランスのとれた食事と十分な睡眠時間を確保し、疲労を溜めこまないようにしましょう。
 
 正しい姿勢を心がけましょう
「正しい姿勢=全身の筋肉をバランスよく使う」ということです。正しい姿勢を心がけることで、腰への負担を最小限にすることができます。【正しい姿勢の作り方】
 ・背筋をピンと伸ばす
 ・頭を天井からつられているようなイメージで首を伸ばしてあごをひく
 ・おしりの筋肉にキュッと力を入れる
 ・おなかを引っ込める
 
適度な運動を心がけましょう
 ウォーキングなどの全身運動は、疲労しにくい筋肉作りに役立ちます。運動習慣のない人は、身近なことから始めましょう。
 例えば、エレベーターは使わず階段を使う、1駅分歩くなど、こまめに体を動かすことが大切です また、適度な運動をすると血液循環もよくなります。血行がよくなれば、筋肉疲労も起こりにくくなり、腰への負担もやわらぎます。デスクワーク中心の仕事をしている人は、同じ姿勢での長時間の作業は避け、仕事の合間に伸びをしたりストレッチをするなど筋肉をほぐすようにしましょう。
 
ストレスをためないようにしましょう
 
自分なりのストレス発散方法を見つけ、うまくストレスを発散させましょう。お風呂にゆっくり入る、好きな音楽を聴くなど心がリラックスできる時間を作ることもストレス解消に役立ちます。